MFクラウド会計解説 手動仕訳の基本~仕訳帳から登録~

弊社作業のための備忘録記事ですが、手順などのご参考にしていただければと思い公開しています。

手動仕訳

現金でやり取りした入金・出金や、自動仕訳取込に対応していない口座などの仕訳を、一つ一つ手動で入力していくやり方を「手動で仕訳」と呼んでいます。

MFクラウド会計の場合、手動仕訳は図のように4つの方法があります。

このページでは「仕訳帳入力」の仕訳方法を説明します。仕訳帳入力は、複式簿記での登録方法・弥生会計など従来の会計ソフトでの仕訳入力に慣れている方向けの入力方法です。

仕訳帳入力

仕訳帳入力は、簡単入力の画面と違って「一覧で表示された仕訳データの末尾に空白行があり、そこに仕訳を入力していく」方式になっています。

以下、「4月10日に郵便局でレターパック封筒を現金支払いで購入した」という取引を登録する想定で説明します。

1.日付を登録

日付の欄へ取引日付を入力します。図のようにキーボードで「0410」と入力してEnterキーを押すと「4月10日」と登録されます。

2.仕訳辞書

図のように日付の入力でEnterキーを押すと隣の「仕訳辞書の検索」画面へ移ります。仕訳辞書では例えば「新聞代を現金で支払った(新聞と諸費2,000円-現金2,000円)」のように、決まった仕訳を一発で入力できるようにする簡単入力機能ですが、ここでは仕訳辞書の利用をしない方法での登録を説明しますので、ここは「使用しない」を選択します。

3.科目の選択

借方勘定科目を登録します。「通信費」と入力しようとすると「通信」のあたりで「通信費」が出てきます。一旦入力してからバックスペースで文字を消したりすると、図のように科目の一覧リストが出てきますので、ここからマウスでスクロールして選択するのもOKです。

4.金額その他の入力

3.と同様にして金額、貸方科目・金額と「摘要」欄を入力します。摘要欄のところで最後に入力後Enterキーを押すと、登録が確定します。

 

登録作業はこの手順でOKです。

削除したい場合は?

仕訳登録後のデータを削除したい場合は、図のように該当する仕訳行をマウスで選択し、その状態でキーボードの「Ctrl」と「Back」キーを押します。(図では科目のところが選択されていますが、選択するところはどこでもOKです)

すると、削除確認のメッセージが出てきますので(お使いのブラウザによっては画面中央に出る場合もあります)、OKボタンをクリックすれば削除完了です。

 

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