HTMLを表示するGASスクリプトの基本

Google Apps Script(GAS)で、「HTMLページを作成して表示する」スクリプトの基本解説。弊社の備忘録として記載しています。このページの解説内容は「いったいどうやって実現するのか?」の概略だけです。コードは一切記載していません。概略の理解のためだけに書いていますのであしからず。

HTMLを作成して表示する

Google Apps Scriptでは、コードでHTMLファイルを生成してそれを表示する、という事ができるようになっています。ここで解説するのはその「基本的な仕組み」ですが、その前に正確に、間違いのないように・・・

  • 今回解説するのは、「Google Apps Script単体のファイルを作成して動作させよう」というもの(スプレッドシートなどの中で作成する、というものではありません)
  • ここで作成するGASとは関係なく、別で作ってすでに公開されているWebページをGASから開いて表示する、という話ではありません。

ナンに使う?

動的な入力用Webページ(フォーム)を生成して、そこから入力された値を取得したい、というために使う目的です。(Googleフォーム的な使い方をしたいけれども、Googleフォームではどうしても実現できそうにないものなので、独自にフォームを生成しよう、と思いついたことに端を発しています。)

基本的な仕組み

全体として以下の手順。

  1. GASのスクリプトファイルを作る
  2. ファイルの中で「スクリプトを書く(図の(1)の部分)
  3. ファイルの中で「HTMLコードを作成する(図の(2)の部分)
  4. スクリプトファイル全体をデプロイして固有のURLを取得する(図の(3)の部分)
  5. 取得したURLでアクセスするとHTMLが表示される

具体的なスクリプトなどは次回以降の解説

ここではとにかく「全体的にどうすればよいか」の理解だけのために解説を書きました。

多分GAS勉強している最中、とか最近かじり始めた、という方でこのテーマに関心のある方は、他の解説サイトなどでもスクリプトや生成するHTMLファイルの書き方などを読まれていることでしょう。それら他サイトの内容も大いにご参考にしていただければ理解・習得も早いのではないか?と思います。

ちなみに弊社当サイト上でも、備忘録記事的な掲載となりますが、次回以降少しずつスクリプトや実際の設計の解説などをしていくつもりです。

 

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