小さな会社のWebサイト運用~検索~

ウチの会社のホームページが検索に出てこない・・・どうすればイイの?

検索で出てこない?

例えばあなたの会社が女性向けの洋服や雑貨を販売するセレクトショップを営む会社だったと想定してみてください。(静岡県内のにお店があるとします)

自分の会社のホームページを探そうとGoogleなどで「静岡 セレクトショップ」と検索してみたとして・・・検索の結果に出てこないとしたら、どうすれば良いのでしょうか?

「検索で出てこない」もさまざま

ひとことで「検索に出てこない」と言っても実際の現象にはさまざまあります。

自社名で検索して出てこない

上記のような「静岡 セレクトショップ」というキーワードではなくて、自社名そのものを検索しても、自社のWebサイトが検索結果に出てこない場合というのがあります。この場合はホームページの内容について、以下の点を確認して改善しましょう。

  • ホームページの「説明文」(画面上には出てこない、検索対策用のサイト概要説明文)が全く書かれていなかったり、自社名などが全く記載されていない場合があります。これを確認・改善してみましょう。
  • 外部とのリンク・被リンクが全くない場合も、何らかの形でSNSで紹介する(してもらう)などの対策をしましょう。

「地域名 + 業種名」で出てこない

上記の例のように「静岡 セレクトショップ」のようなキーワードで出てこないというケースです。この場合は以下の点に注意。

  • サイト内に、きちんとお店の住所(場所)を明記してありますか?なければ、お店や会社の住所を追加掲載し、また電話番号・地図なども入れて見ましょう。
  • 「業種名」が一般的によく使われる言葉になっていますか?あなたの会社内ではなく、世間一般の方が良く日常的に使うような言葉に置き換えて表記してみましょう。

検索は「こちらの都合」にはならない

弊社の支援業務の経験上、ほぼすべての事業主の方がこのことを理解せずに(あるいはいつの間にか忘れて)Web活用をしようとしています。

「検索する」のは、ホームページを閲覧する側の方たちの自由意志です。「セレクトショップ」と検索するか、「雑貨店」と検索するか、あるいは「ブティック」と検索するか・・・それは事業主のあなたが決定することではありません。

そういう状況の中で「セレクトショップ」と検索して出てこないから問題だ、マズい何か対策をしなければ・・・というのは、必ずしも的を得た話だとは言えません。

ご自分あるいは自社で常識的に使っている言葉や考えは、得てして世間一般ではほとんど受け入れられないという場合が多々あります。ご自分の会社の「お客様となるべき方たちは、いったい普段どんな言葉でウチのようなお店を検索しているのか?」をきちんと見極めた上で、自社のホームページを閲覧する方たち(≒潜在的な当社のお客様)に検索しやすい(≒見つけることが容易な)状態に保っておくことが、ホームページ運用の基本中の基本です。