GmailをOutlookへ設定する

Gmailのメールアドレスを、MicrosoftOutlookへ設定して送受信できるようにする手順の解説です。(Gmailアドレスは既に取得して利用できる状態になっていることが前提です。また、説明はパソコン上での操作を前提にしています。)

Googleアカウントの設定

OutlookでGmailの設定を行う前に、必ずGoogleアカウント側で以下の設定を行ってください。
ブラウザでGmailの画面へアクセスします。画面右上のアカウントのマークをクリックし「アカウント」ボタンをクリックします。

「ログインとセキュリティ」をクリック

画面をずっと下の方にスクロールしていくと「安全性の低いアプリの許可」という項目が出てきます。図のようなスライドボタンの部分をクリックして「無効」→「有効」へ変更します。

Gmailの設定

再度Gmaieの画面へ戻ります。今度は図のようにメール右上の歯車のマークから「設定」をクリックします。

メール転送とPOP/IMAPというタブをクリックし、「IMAPアクセスを有効にする」を選択します。

設定後は「変更を保存」をクリック

Outlookでの設定

Outlook2016の画面を開いて「ファイル」をクリックします。

「アカウントの追加」をクリック。

図のようなアカウント追加の画面が表示されますので、必要項目を入力。(図の赤枠で囲ってある部分にGmailアドレスを入力します)。入力し終えたら「次へ」をクリック

(※1)

設定を確認・反映する処理が自動で進み、しばらくすると図のような画面になります。この画面になれば設定は完了で、OutlookでGmailのメールアドレスを利用できるようになります。

自動で処理が進まない場合

上記の説明の最後の部分、自動で処理が行われないという場合は、(※1)のところで「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)(M)」を選択して次へ進んでください。

「POPまたはIMAP」を選択して次へ

図のような画面になりますので必要事項を入力します。(赤枠で囲んである四角い枠はGmailアドレスを入力する欄です。電子メールアドレス・アカウント名ともにそれぞれ、Gmailアドレスを入力します)。それ以外の項目は以下の通り入力してください。
名前:任意の名称
アカウントの種類: IMAP
受信メールサーバー: imap.gmail.com
送信メールサーバー: smtp.gmail.com

入力し終えたら、「詳細設定」をクリックします。

図のような画面が表示されますので、「送信サーバー」タブで「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にレ点チェックを入れます。その下の選択しは「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択します。

次に「詳細設定」タブで図の通り入力します。
受信サーバー(IMAP):993
使用する暗号化接続の種類: SSL
送信サーバー(SMTP):587
使用する暗号化接続の種類: TLS
ここまで入力できたら、OKボタンをクリックします。

アカウントの追加画面へ戻りますので、「次へ」をクリックします。

図のような、ユーザー名とパスワードを入力してくださいという画面が表示された場合は、ユーザー名(Gmailアドレス)とパスワードを入力し、最後に「パスワードをパスワード一覧に保存する」にレ点チェックを入れてOKボタンをクリックします。

このあと、しばらくするとGmailの設定が完了します。

もしここまでの作業でエラーが出る、送受信できるようにならないなどの場合には、パスワードや受信サーバー、送信サーバーなどの設定ミスの可能性があります。もう一度慎重に一からやってみてください。