小さな会社・小さなお店~小規模事業者~のためのWeb運用解説第3回目。今回はいよいよ具体的な作り方のお話です・・・が・・・^^;
どうやって作るか?を決めましょう
ホームページ(Webサイト)の作り方はいくつかのパターンがあります。小規模事業者の場合、ほとんどの場合以下の3つのどれかを選択することになると思います。
- Web制作業者におまかせして作る
- 全部自社(自分)で作る
- 簡易的なWebサイト制作のツールやサービスを利用して作る
「1.Web制作業者におまかせして作る」を選ぼうという場合はお任せしちゃうから難しいことはなさそう・・と思われがちですが、実際にはそういうわけには行きません。なぜかというと、「どうやって作るか?」は「その後どうやって運用するか?」に大きく関わるからです。上記の3つのどの方法を選ぶにしても、「その後完成したらどうやって更新・編集を続けるのか?」を考慮しながら進めていくようにしましょう。
さて、「1.業者にお任せ」の場合は業者さんとのご相談でいけます。「2.全部自社で作る」の場合はとにかく自力で全部解決する必要があるのでこの解説記事を読む云々以前に自分でちゃんと勉強してください、というお話。この解説記事では「3.ツールやサービスを利用しながら作る」という場合の作り方を解説していきます。
ホームページ制作サービスのいろいろ
(10年、20年前と違い)今どきのホームページの作り方には「ある程度雛形やパターンが用意されていて、それをアレンジしながら自社独自のホームページに仕上げていく」という方法がたくさん出てきています。しかも「専用ソフトで作る」んじゃなく「Web上で直接ホームページを編集していく」スタイル。どんなサービスがあるか?というと・・・
Jimdo
Jimdo「ジンドゥー」と読みます。ドイツの会社で、インターネット上でホームページを直接作成し編集・運営することが出来るサービスを提供しています。非常に手軽にスタートできることから、小規模企業や個人事業主の方にとても人気のあるサービスです。
Wix
Wix「ウィックス」と読みます。こちらもJindoによく似たサービスです。弊社で少し利用してみた印象としては、Jimdoよりも細かなデザインや仕掛けが出来るようになっていて多機能なのが特徴です。手軽に始められる点もJimdoによく似ていますが、Jimdoに比べてやや使い方が難しいかも?という印象。
WordPress
WordPress「ワードプレス」と読みます。これはサービスというよりは「制作ツール」「仕組み」という感じのもので、どこの会社のもの、というわけではありません。レンタルサーバー(ホームページを作成する入れ物のようなネット上のエリアを貸し出している会社)を借りて、そこへWordpressを組み込む(インストールする)ことでホームページが作成できます。自由度が非常に高く機能も高いのが特徴ですが、それなりにITやインターネットの知識が必要な分、ハードルが高いです。
さて、この解説記事「小さな会社のWeb運用」のコーナーでは、上記の内「Jimdo」を取り上げてホームページの作り方解説を進めていきます。
けれども、Jimdo以外のサービスや作り方をすでに選んでいる、という方にも十分お読みいただいて役立つ記事にしてあります。Jimdoに特化しているのは「作り方」の部分だけで、それ以外の部分「広告・宣伝する」「運用する」「商売に対して効果を上げる」という部分は、「どういう作り方をしたか?」とは関係なく共通する部分だからです。
ということで・・・
ホームページを作り終えたら・・・?
実はホームページは「作り終えた」時点でスタートラインの3歩手前です。そこから先、やらなければならないことが大きく分けて3つあります。
- 広告・宣伝して世の中に広めましょう→ホームページの広め方
- 効果測定をしましょう→ホームページの効果測定
- 持続的に効果を上げられるようにしていきましょう→ホームページの維持運営
今後、それぞれのテーマについて各コーナーで解説記事を追加していきます。