テレワーク、ネットでのコミュニケーションが一気に加速する中、「チームやグループで情報交換・意見交換したり情報共有するためのツール」のニーズが高まっています。ChatworkやSlackなど色々なツールが注目を集めていますが、この解説ページはそんなコラボレーションツールの一つ「ZOHO Connect(ゾ-ホー コネクト)」をご紹介しようと思います。
ZOHO(ゾ-ホー)
ZOHOは、今回ご紹介するコラボレーションツール以外にも、顧客コミュニケーションツール(CRM)、プロジェクト管理ツール(Project)、売上請求管理ツール(Invoice)など、様々なクラウドサービスを提供する総合クラウドサービスです。
弊社では2016年頃から顧客情報の共有と顧客とのコミュニケーションでCRMを利用していますが、最近になって「コラボレーションツール(弊社では協働ツールと呼んでいます)」のZOHO Connectを多用するようになっています。
ZOHO Connect
登録してあるメンバーや招待ゲストなど、特定のグループ、チームで情報共有・ディスカッションなどを行うためのツールです。弊社ではもともとZOHOの総合アプリとして有料版を利用していますが、無料でも登録・利用することが出来ます。
図のように、クラウド上で様々なグループ、チームを作り、それらグループ別・チーム別に独立して情報共有・ディスカッションなどを行うことが出来ます。
ちなみに図は実際に弊社で使っているZOHOConnectのグループ一覧画面です。このグループの中の一つに「業務グループ」といって社内のスタッフだけでコミュニケーションを取るグループを作り、業務上の連絡・コミュニケーションは全てここでやり取りしています。(弊社の場合、全員完全に在宅勤務のためこのクラウド上でのコミュニケーションツールが非常に役立っています)
これ以外に、現在進行している特定の業務案件について、社外の方や関連する方たちとそれぞれグループを構成し、情報共有・スケジュールの調整などを行っています。
ファイル共有
ZOHO Connectでは、グループごとに「クラウド上のスペースへファイル共有」という機能があります。データをメール添付でやり取りする必要がなく、グループ内の全てのメンバーに情報を共有したい場合、このスペースへアップロードしておくことで全員で情報共有することが出来ます。
データは、WordやExcel、PDFなど何でもOKですが、例えばGoogleドキュメント、スプレッドシートのようなオンライン上のドキュメントもここへ格納して共有することも可能です。
テーマ別の管理
ZOHO Connectでは「グループ」別にメンバーを登録した上で、さらに同一グループ内でも幾つかのテーマに分けて(ボードという機能です)、スケジュールやディスカッションを区別することが出来ます。
図のように、進捗状況をガントチャートのように表示することも可能です。
カレンダー共有
さらに、グループごとのカレンダーを作成することも出来ます。一つのグループに一つずつカレンダーを作成できますので、「チーム別」とか「テーマ別」のカレンダーを登録できます。弊社ではこれを案件別に登録して管理することで、案件ごとのスケジュール確認やメンバーごとのスケジュール共有を出来るようにしてあります。
小規模のチームやグループでの運用に最適
このようにZOHO Connectでは豊富な機能を備えているため、特に小さな会社や小規模なグループ、チームでの運用にとても便利に使えます。
この記事をお読みいただいている小規模事業者、商店経営者や小さな会社に在籍している皆様も、もし良かったら一度試されてみてはいかがでしょうか?
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