Wi-Fiテザリングのルーター化についてのその後の追記
以前Wi-Fiテザリングをルーター化するという記事を掲載致しました→「Wi-Fiテザリングをルーター化する」
この記事を書いた後、実際この設定を施したお客様宅で再度設定作業を修正したりする過程で気づいたことがあるので書いておこうと思います。
ローカルIPアドレスは192.168.43.1じゃない場合だってある
掲載した記事を検証した際には、私の自宅で自分のスマートフォンを使い実際の設定を確認しながら書いていたのですが、いくつかのモバイルルーターを試してみながらやってみて気付きました。当然といえば当然ですが・・・ローカルIPアドレスをいくつにするか?は大抵の場合モバイルルーター側の設定で決めることが出来ます。
スマートフォンやタブレットのように、そもそもルーターとして使う目的ではない場合は自由に設定はできませんが、モバイルルーターを使う場合はほとんどん場合任意で設定できるようです。
中継する無線LANアクセスポイント、結構不安定
解説で例示したBuffaloの無線LANアクセスポイント、設定直後は問題なく意図通りに動作、通信するのですが、実際に運用してみたところ、数ヶ月の間に何度か「うまく通信できない」という事が発生しました。私の調べられる範囲ではどういうきっかけで通信ができなくなるか、原因を特定しきれませんでしたが、どうも感じとしては「それまで繋がっていなかった端末をつなげようとしたり、あるいは固定IPを振った端末をつなげようとした後にこうなる」ということかもしれない、と当たりはつけてありますが・・・
その場合どうすればよいかというと、私の経験では無線LANアクセスポイントを再起動すると必ず復旧することが出来ました。
この「Wi-Fiテザリングのルーター化」については、少し長い期間運用して結果がどうなのか?を検証してみる必要があるかもしれません。取り敢えず現時点で気づいた追記は上記の2点ですが今後さらに追記があるかもしれません。