Gmailのバックアップ

Gmailのデータをバックアップする方法。

Gmail、無料でも容量は15GBとものすごい容量を誇っていますが、それでも何年も使っていると容量が足りなくなる事があります。容量を増やすのなら有料オプションで増やせばイイのですが、あくまで無料でという場合は、過去のメールを削除して空き容量を増やすしかありません。

この時「けど万が一に備えて、メールのバックアップをとっておきたい」という事もあるでしょう?そういう時にこの方法が役に立ちます。

Googleアカウント「コンテンツの管理」

まずはその方法をご説明します(Google本家のヘルプにも同様の説明がありますが^^;)

Googleアカウントにログインしている状態で、右図のようにGoogleの検索サイトの右上、自分のアカウントのアイコンをクリックし「アカウント」をクリックします。(検索サイトでなくても、GmailでもGoogleカレンダーでも同様の事ができます)

図のようなアカウント管理の画面になりますので、「コンテンツの管理」をクリックします。

更に図のような画面になりますので、「アーカイブを作成」をクリック。

右図のように「アーカイブ(記録庫)に追加するデータの種類を選択する画面」になります。
この画面でお気付きの通り、ここでバックアップすることが出来るのは、Gmailのメールデータだけではなく、ブログデータやGoogleフォトにアップロードした写真データなど、Googleサービスのほぼすべてのデータをバックアップすることが出来るというわけです。各行の右側の「レ」点をクリックすることで、バックアップする、しないを選択できます。
右図の状態は、すべてのデータを選択してバックアップする、という状態です。

選択した上で画面を下までスクロールすると「次へ」ボタンがありますので、これをクリック

次の画面(図)で、「ファイル形式」と「配信方法」を選びます。
ファイル形式は、Windowsパソコンをお使いの方なら「.zip」を選んでおくと良いでしょう。
配信方法は、「メールで送信」と「Googleドライブに追加」があります。
メールで送信は、バックアップの準備ができたら「バックアップデータをダウンロードするアドレスをメールで通知するので、それを受信したら指示に従ってダウンロードしてね」という方法。
Googleドライブに追加は、バックアップデータをGoogleドライブに保存してその内容をメールで通知します、という方法。

Googleドライブを活用していて、空き容量が十分ある方は後者を選ぶと便利かもしれません。
ここでは、メールで送信の方を選ぶということで説明を進めます。
右上の画面で「アーカイブを作成」をクリックすると、右図のように「まもなく完了…」という画面に切り替わります。
バックアップの作業は、いったんコレで終了です。
アーカイブ(バックアップデータのこと)の作成が完了したら、お使いのGmailへ通知が来ます。
その通知に、バックアップデータがダウンロードできるリンクが表示されていますので、そのリンクをクリックしてご自分のパソコンへダウンロードすれば、バックアップ(アーカイブ)の完了、というわけです。

バックアップファイルは圧縮ファイルで保存されてはいますが、そもそも膨大なGmailのデータ(場合によっては10GBを超える)をバックアップしているので、出来上がる圧縮ファイルもそれなりに大きな容量となります。
バックアップの作成にも時間がかかりますが、その後ダウンロードする際にも、相当な時間がかかると思いますので、その点はあらかじめご注意下さい。十分な時間のあるときにダウンロード・保存などを行うのが良いと思います。