作図や資料作成に便利なDiagrams.net

今回の解説記事は、弊社でも以前から非常に便利に使わせていただいている資料作成・作図ツール「Diagrams.net」の紹介です。

Diagrams.netとは?

作図や資料作成をするためのツールをクラウド上で提供しているサービスです。パワーポイントとか、Excelとかで組織図とかフロー図とか作る機能がありますよね?アレをブラウザ上で作図するツールです。

公式サイトはこちら→https://www.diagrams.net/

公式サイトのトップページはナンかとてもシンプルなページですが、ここから「Start」をクリックして作業を始めると実に色々便利な作図・資料作成ができます。

※ちなみに、このサイトは基本「英語」のサイトです。英語が苦手・ムリという方にはハードルが高いかも知れませんが、英語読めなくても分からなくても、ごく基本的な英単語とかで類推しながら作業を進めることが出来ます。

※実際にデータを作成するときには、メニューなどの表示をすべて「日本語化」できるようになっています。筆者(岸本)も、実際の作業では日本語メニューで作業をしています。

 

Diagrams.netで作図

実際にDiagrams.netで作図している作業の様子がこんな感じです。

これが基本的にブラウザ上で利用・作図できるようになっています。驚くべきはそれが「無料」で出来てしまうという点

弊社でも2018年頃からこのDiagramsを使っていますが、ありがたいことにずっと無料で利用させていただいています。

Diagrams.netの概略

この作図ツールは、無料でここまでできるのか?というほど高機能です。例えば

ページを複数作成できる。

ページを複数作成できます。「+」のマークをクリックして、Excelのシートを増やすようなイメージでどんどんページを追加できます。

しかも、各ページごとにそれぞれ個別に「ページ設定」ができます。

1ページ目は大きくA3横で作図し、2ページ目は説明資料として文章中心にA4縦サイズにする、というような事も可能です。

ページ内をレイヤーで分けられる

更に1つのページは「レイヤー」という形で分けて編集できます。

レイヤーというのは同じ1枚のシートやページ上に透明なシートを重ねるようにして重ね書きする機能です。図例のように「背景」「フロー図」「コメント」という風に同じページを分けて編集することで、例えば後から「フロー図と背景だけ残して、コメントだけを全部非表示にする」といような事ができます。

様々なテンプレート~1~

新規にデータを作成する際に、予め用意されたテンプレートを選んでサクサクっと作図することも出来ます。

筆者(岸本)は、ここに用意されているフローチャート図をかなり便利に利用させていただいています。

様々なテンプレート~2~

フロー図などだけでなく、図のように組織図のような図やその他様々なタイプのテンプレートが用意されています。

パワーポイントとかExcelなどの作図ツールで作れるモノより詳細な図を作りたい、とか、写真編集とか画像編集ソフトでは作り込めない図やグラフを作りたい、という場合にも非常に便利に使えると思います。

何が良いの?何が便利?

Diagrams.netの便利なところ、良いところは挙げ始めたら非常に沢山ありますが、主なポイントとしては・・・

全部無料で利用できる

こういった多くのツールが有料だったり、無料でもあるレベル以上の機能を使おうとするとお金がかかったりする、というのに比べて、Diagrams.netはすべて無料で利用することが出来ます。これは小規模事業者にとっては非常にありがたい。

クラウドで利用できる

データをすべてクラウド上に保管しておくことが出来ます。その上機能はすべて「ブラウザ」で利用できますので、どこにいても、どのパソコンからでも、いつでもどこでもネットに繋いで作業することが出来ます。

複雑な図を描く場合や、説明のための文書作成をしている際に、「一旦作業を保存しておいて、また後で自宅に帰ってから残りの作業をやろう」というようなことが自在にできるのが、非常に便利です。

様々なデータに変換できる

作図したものを、画像データやPDFデータ、HTMLデータなど様々なデータに変換し、またダウンロードすることも出来ます。

クラウドサービスと連携

GoogleDriveやMicrosoftOneDriveなどのクラウドストレージと連携したりすることも出来ます。

デスクトップアプリもある

オフラインで作業ができるようにと、なんとデスクトップ版のアプリまで用意されています。

今後少しずつ解説させていただきます

今回は、概略だけご紹介させていただきました。今後、読者の皆様からのご要望やご質問に応じて、少しずつ解説記事を書かせていただこうと思います。