Excel解説~日付の表示を2月19日から2/19に変更したい

Excel入力の際「2/19」と入力すると「2月19日」と日付に変換されますね。この「2月19日」を元々入力したとおりの「2/19」にしたいという場合にはどうやれば良いでしょう?

2/19は「2021/2/19」と記録されている

Excelで半角英数字「2/19」と入力すると、それは「2021/2/19」という日付として記録されます(この記事を編集している年が2021年です)。そしてそれは「セルの見た目上」では「2月19日」という表記になります。

図をご覧いただくと分かると思いますが、入力したセルには「2月19日」と表示されていますが、画面上部の数式バーのところには「2021/2/19」と表示されていますね。
このように、Excelでは「実際に入力されている内容」と「入力されている内容をシート上で表示する表示方法」が区別されています。

表示形式で設定変更ができる

この「実際に入力した内容」とは別の「どういう表示のしかたをするか?」は、各セルごとの「書式設定」→「表示形式」の欄で設定変更することが出来ます。
セルの書式設定をするには、目的のセルをクリックして選択した状態で上部のメニュー「ホーム」→「数値」の右下の部分をクリックするか、あるいはセルを右クリックして出てくるメニューから「セルの書式設定」をクリックします。

表示形式→日付

セルの書式設定→表示形式のタブで「日付」を選択します。すると、図のように「2021/2/19」と入力された値をどのように表示するか?という選択肢が「種類」欄に出てきますので、この中から表示したい表示方式を選んでOKをクリックすれば、設定変更完了。

設定はセル単位

上記の表示形式を設定した後は、図のように選択した表示形式に応じた表示が反映されます。
設定は「セル単位」で反映させることが出来ます。

図の例では「2月19日」のセルだけ単独で書式設定を行ったので、このセルだけ「2/19」となっていますが、日付のセル範囲をすべて選んで書式設定を行うと、選択した範囲すべてに同じ書式設定が反映されます。

表示形式の設定で日付を自由自在に

今回の解説では、ごく基本的な「日付の書式設定」を解説しました。

この「書式設定」特に「表示形式」は、指定されている形式だけでなくかなり自由に表示を設定することが出来ます。例えば

  • 日付を西暦年月日ではなく、和暦(例えば2021年2月19日を令和3年2月19日)で表示したい
  • 欧米風に「19-Feb-21」と表示したい
  • 日付に応じた「曜日」を表示したい

などなど・・・これらの方法については、「Excelのセル書式設定」解説として今後随時解説を追加掲載させていただきます。

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