会議や打合せ録音を活用する

お仕事で、会議の様子やお客様との打合せの会話を録音するというのは、かなり多くの方が行っていらっしゃるかと思います。

その会話の録音、最近はパソコンへ取り込んでデータ化して、保存したり今後の業務に活かすのが注目されているってご存知でしたか?

なぜ録音?

弊社の支援先様などでも、多くの事業所で「打合せや会議の記録を録音している」とのことでした。ただ、それらの多くが「ボイスレコーダーやスマホの録音アプリで録音しておいて、あとでそれを聞いて確認する」という、つまり「あとで確認するために音声として保存しておく」というものでした。
けれども・・・

他にも様々な活用方法がありますよ♪

例えば

会話の内容から「クセ」を見抜く・修正する

例えばお打合せの会話や、会議中の会話から、その人その人の「話し方のクセ」や「言葉遣いの間違い」などを見つけ出して直す(矯正する)ために録音を確かめる、という活用方法。
特に、人前で話をする方の場合や、お客様との打合せで齟齬や誤解を生じやすい方などの矯正に使えます。

ノウハウの共有

お客様や取引先様とのお打合せ・商談・交渉などの際に会話を録音しておき、その後、その会話の様子を社内の新人や経験の浅いスタッフのかたに参考にしてもらい、営業トーク・打合せの言葉遣いなどを学んで頂くといった、ノウハウの共有に活用する、というのも有効です。

録音時にはご注意を

もちろん、録音をする際には、会話の相手(お客様やお取引先様など)へ了解をいただくなどの留意が必要です。無断で会話を録音するのは、場合によっては情報漏洩などの疑いにも繋がりますので、ご注意ください。

具体的にどうやるの?

弊社では、支援先様への支援・助言の一環としてその具体的な手順をご案内しています。概要としては以下の通り。

【1.録音した会話をPCへ取り込む】

ボイスレコーダーを利用して会話を録音し、その録音音声をPCへ取り込みます。ボイスレコーダーは、PCへ取り込むことの出来るようになっている機器であれば何でも良いのですが、弊社では、比較的手軽に利用できるオリンパスの「WS-883」を使った録音とPCへの取り込みをオススメしています。

録音と、PCへの取り込みの手順を解説しています。

オリンパスWS-883の録音データをPCへ取り込む

【2.取り込んだ音声データを文字起こし・要約する】

取り込んだ音声データを、文字起こしし、更に要約して活用できるようにデータ化します。こちらも、文字起こし方法・要約方法を解説しています。

音声データを文字起こし・要約する