Excelで時間の計算をしていて、1時間30分(1:30)を「1.5時間」という風に変換するには?
1時間30分を1.5?
Excelを使って時間の計算をする時に非常によく出くわす話です。例えば、9時出勤、12時30分に退勤したパートさんの実労働時間は何時間か?・・・まあこのくらいなら3.5時間とすぐ暗算で計算できると思いますが、要するにそういう計算。
時間表記では1時間30分(1:30)なのを1.5時間として考えるというのは、時間計算に非常に重要な変換ですよね。
24時間=1として考える
Excelでは、時間も数値のひとつの種類として解釈しています。で、どういう解釈をしているかというと、24時間(つまり1日)を「1」として考えているというわけです。なので、Excelのセルに「24:00」と入力して確定した後にセルの書式設定で表示形式を「数値」にするとセルの表示が「1」に変わります。
コレを応用して考えると、時間の数値変換は非常にシンプルなはなしになります。
例えば、8:30から17:15までの8時間45分を8.75という数値に置き換えるには・・・?
図のC2のセルは、「=B2-A2」という計算式を入力して計算したものです。この状態だと「8:45」という結果になります。この結果に24という数字をかけて、その上でセルの書式設定を数値あるいは標準に直したものがD2セルになります。
間違いやすいのが、24を掛けたあとに「書式設定」を直さないもんだから、変なことになってしまうというケース。
そのままの書式設定だと、どうしても「◯:◯◯」と時間表記になってしまうので、1.5時間とか1.75というふうに10進数になりません。書式設定の変更を忘れないように^^→セルの書式設定についてはこちらの解説ページを御覧ください「Excelセルの書式設定」
時間計算の結果×24して書式設定を「数値」へ
これさえ覚えておけば、時間計算を10進数に直すのはバンバン出来ると思います^^。
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