Gmailの「ラベル」「フィルタ」機能を使って上手に振り分けたのは良いけれど、設定を作りすぎてしまったという場合の編集手順
Gmailのラベル機能を使ったフィルタ分け
Gmailのラベル機能を使ったフィルタ分け(メールの仕分け)については、過去のこちらの記事を参考にしてください。
自動仕分けの設定変更(フィルタの設定変更)
ラベルの利用とフィルタを使った自動仕分けでせっかく上手にメールの整理が出来るようになったのに、気づいたら同じメールがあっちにもこっちにも仕分けられてしまって・・・なんていう「設定がわけわからなくなってしまった」という場合には、過去に設定shチア自動仕分けの設定を変更することが出来ます。
具体的には以下の様な手順で行います。
図のように、例えば「岸本ビジネスサポート(kishimoto@kspc-biz.com)」から来たメールを「岸本ビジネスサポート」というフォルダへ入れる(ラベルを付けて仕分ける)設定をしたのに、色々設定を追加している間に、受信トレイにも、岸本ビジネスサポートというフォルダにもいくつもメールが入るようになってしまった、というようなケースの場合、どうすればイイの?という話。
受信トレイにあるメールが、なぜか「岸本ビジネスサポート」というフォルダが2つ出来ていて、しかもそのフォルダにそれぞれ1つずつ入っているのでメールが3通になっている(@_@)!?
「ラベル・フィルタ」は「フォルダへの移動仕分け」とは違う
このように、同じメールが3箇所に入っているので「メールが3つになった」ように思いがちですが、これはメールが3つになったわけではありません。OutlookとかWindowsLiveMailとかでは、フォルダを作ってそこへメールを移動するという方法で仕分けることが多いので、その感覚で考えると混乱してしまうようですね。
Gmailの場合は「1つのメールに目印となるラベルを貼って仕分ける」という方法をとっているので、あたかも3つになっているように見えるだけで、実際には1つのメールがあっちのラベルでもこっちのラベルでも共通して表示されている、というわけです。
先ほどの例も、実際には以下の3つのラベルとフィルタ設定が重複しているために起こる現象です。
- 「岸本ビジネスサポート(kishimoto@kspc-biz.com)からのメールを、「岸本ビジネスサポート」というラベルをつける
- 「岸本ビジネスサポート(kishimoto@kspc-biz.com)からのメールを、「岸本ビジネスサポートからのメール」というラベルをつける
- そして2つの設定ではどちらも「受信トレイをスキップする」という設定をしていなかった
で、これをスッキリわかりやすくするためには、「設定変更」をしてあげればOKです。
設定変更の手順
Gmailの設定画面を開き、「フィルタとブロック中のアドレス」という項目を開きます。
すると、右図のように
条件:from:(kishimoto@kspc-biz.com)
という項目(フィルタ設定項目)が2つあるのが分かると思います。
その上で、残ったもう片方の項目の「編集」をクリックします。
図のようにFromという項目に送信元のメールアドレスが表示されています(これは元々の設定をそのまま反映した状態)ので、右下の「続行」をクリックします。
右図のような画面に移動しますので、ここで次のポイントを押さえて設定を行います。
- 「受信トレイをスキップ」にレ点を入れる
- 「ラベルをつける」の項目に反映させたいラベルを指定する(要するにどのフォルダへ移動するか?そのフォルダのこと)
なお、この画面の下の方に「◯件の一致するスレッドにもフィルタを作成する」という項目があります。このレ点をチェックしておくと、過去に遡ってこの設定を反映させることが出来ます。
設定できたら最後に「フィルタを作成」をクリックして設定完了です。
設定をたくさん作ってある時には要注意
今回お見せした例では、「フィルタ設定」が3つしかないうちの2つの設定を見なおせば良かったのでラクラクでしたが、長く使うようになるとこの設定が何十にも自然と増えてきてしまっているので、そういう場合にはここでの設定間違いをしないように、慎重に行うようにしてください。
コメントを投稿するにはログインしてください。