Excelでデータ入力などの作業をしていて、カーソルを右へ自動で移動させたいと言う時の設定方法
カーソル移動
Excelでは通常（既定値として）、セルへの入力後Enterキーを押すとその下のセルへカーソルが移動するようになっています。
けれども、データ入力やExcelの編集作業など実際の現場では「Enterキー押したら右へ移動して欲しい」という場合も多々あります。
Excelではこんな時に、Enterキーを押した後の移動方向を設定できるようになっています。
オプション画面を開く
Excel画面の左上「ファイル」というタブメニューをクリックすると図のような画面になりますので、「オプション」を選択します。
詳細設定
詳細設定メニューの一番上の項目「Enterキーを押したら、セルを移動する（M）」の項目で「方向」を選ぶことが出来ます。既定値では「下」になっていますので、これを「右」へ設定して、最後にオプション画面の右下「OK」ボタンをクリックしたら設定完了です。
なお、図をご覧になって分かるように、設定によっては「上」や「左」という選択も可能です（使うシーンがあまりイメージできませんが^^;）
Excel全体に対しての設定なので注意
カーソル移動の設定は、「Excelファイルごと」の設定ではなく「Excelアプリケーション全体」に対しての設定であることにご注意ください。
つまり、現在開いているExcelブックで「右」方向へ設定したら、ブックを閉じて別のブックを開いても「右」のまま設定が継続するという意味です。
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