セルによって日本語入力のオン・オフを切り替える

Excelで、入力するセルによって日本語入力のオン・オフを自動で切り替える方法

セルによって日本語入力を切り替える？

Excelで作業をしていると、作業量が多くなればなるほど日本語入力（IMEの切替）が煩わしくなることが有ります。

例えば、あるセルでは名前や住所を入力したいので日本語入力したいけど、Enterでセルを移動した次のセルでは金額や数値を入れたいので半角英数字にしたい、というような・・・

そんな時に便利なのが「データ入力規則」。セルごと、あるいは列ごと、行ごと、あるいは指定した範囲で、「IME（日本語入力）」の設定を指定することが出来ます。手順は次の通り。

指定したいセル範囲を選んで、「データ」→「データツール」→「入力規則」とクリックします。

「データの入力規則」という画面が出てきますので「日本語入力」のタブを選びます。

「日本語入力」という欄で、指定する入力モードを選べば、設定完了です。

つまり、図の場合「A1」セルにカーソルが移動すると、自動的に入力モードが「全角カタカナ」になる、というわけです。

この設定をきめ細かく指定することで、日本語を入力したいセルではひらがなで、数値だけ打ち込みたい場合には「無効」にすることで半角英数字だけの入力で、名前などのフリガナを振りたい場合には全角カタカナで、というような切替を自動で行わせることができる、というわけです。

ちなみに、Excelの画面は、画面サイズを小さくしてある場合「入力規則」というメニューが見つけにくいのでご注意ください。

ちなみに上記の設定は、MicrosoftのIMEでなくても、例えばGoogleIMEなどを使っている場合でも有効に働きます。