Googleドライブのファイルを共有する | 岸本ビジネスサポート株式会社

Googleドライブ上（つまりクラウド上）に保存してあるファイルを「他の人にも見られるように」あるいは「他の人にも一緒に編集できるように」共有する事ができます。今回の解説はそのやりかた。

Googleドライブファイル共有手順

以下、一例として「draw.io」で作成した作図ファイルを共有するという想定で説明していますが、Googleドライブ上に保存されているファイルなら基本的に他の種類のファイルも同様に共有できます。

図のようにGoogleドライブ上で「共有したいファイル」を選択し、右上の「共有」アイコン（人の形のようなアイコン）をクリックします。

図のような「他のユーザーと共有」という画面が表示されますので、空欄に「共有したい相手のメールアドレス」を入力します。

メールアドレスの横にある「ペン」のマークをクリックして、どのように共有するかを選択します。

上図の「詳細設定」（画面右下）をクリックすると、図のような共有設定の詳細設定が開きます。「アクセスできるユーザー」の欄の右側「変更」をクリックすると、アクセスできるユーザーの設定を変更できます。

アクセスできるユーザーの変更とは何かというと・・・

オン-ウェブ上で一般公開・・・ネット上の誰でも検索して利用できるようにする共有設定。広く不特定多数の人に共有したい場合に使います。
オン-リンクを知っている全員・・・ネット上で検索は出来ませんが「リンク（共有するためのアドレス）」を知っていれば誰でも共有できる設定。Googleアカウントを持っていない相手に共有して欲しい場合などに使います（ただ、リンクアドレスが第三者に漏れてしまったら、その第三者も共有できてしまいますのでご注意ください）
オフ-特定のユーザー・・・Googleアカウントを持っている相手を指定して共有する方法。「◯◯さん」という感じで特定の人と共有したい場合に使います（ただし、相手がGoogleアカウント・Gmailアドレスを持っている場合に限ります）

共有設定を終えたら、保存をクリックします。

再度、上述の画面に戻りますので「完了」をクリックします。完了をクリックすると、共有相手として指定したメールアドレスへ「Googleドライブのファイルを共有した」旨のメールが届きます。

共有の設定を完了すると、共有相手には図のようなメールが届きます。

届いたメールの案内に従って、相手の方がクリックすると、実際に共有が出来ます。

以前より、パソコン上のデータをメールに添付して相手に送る、という方法は存在しました。これはこれで便利なのですが、この方法だと「メール添付して送ったあとに、データを編集してしまったらもう一度メールで贈り直さなければならない」という煩わしさが残ります。

その点、Googleドライブのファイル共有では、「クラウド上のデータへお互いにアクセスして利用する」方法なので、お互いに、常に最新の状態のファイルを確認することが出来ます。

データを共有して共同作業をしたり、時々刻々と変わる内容を共有して打合せや情報交換するという場合には非常に便利な方法です。