クラウド会計「freee」と「MFクラウド」を実際に運用してみて感じた操作感や使用感の比較解説記事。随時追記していく形で掲載しています。
MFクラウドとfreee
小規模事業者で導入して運用する上での、全般的な「運用比較」については「本気のクラウド会計比較」記事をご参照ください。
→小規模事業者のための本気のクラウド会計比較
この解説ページではどちらかと言うと「実際に会計・経理作業で使ってみた上での操作感や作業についての比較」を解説しています。
比較
気がついた点を随時追加掲載していきます。
項目 | MFクラウド | freee |
仕訳明細登録※1 | 手動・自動・簡単登録 | 手動・自動・簡単登録 |
レポート印刷機能※2 | なし | あり |
※1仕訳明細登録
仕訳明細登録の作業感・操作感ではMFとfreeeでは大きく違いが出ています。どちらも手動・自動・簡単登録が出来るという見かけ上の昨日では変わりませんが、実際にやってみると分かる操作感の違いとしては
- 明細削除などの操作方法に違い・・・MFクラウドでは仕訳明細削除をするのに、キーボードの組み合わせ(Ctrl+BackSpace)を押して削除します。メニューなどに「削除ボタン」がありません。キーボード入力を主にしているという影響もあってこういうことだろうと思いますが、キーボードの組み合わせ操作を覚えていないと、いちいち「どうやるんだっけ?」と確認することになります。この点はfreeeでは「削除」とか「一括削除」など様々な処理をマウス操作で出来るようになっていて、画面をよく見れば操作方法覚えていなくても何とか出来るようになっています。好みの問題もありますが、この点は筆者としてはfreeeに軍配が上がっています。
※2レポート印刷機能
筆者は基本的に「データの管理」的な作業をメインにしていたので、散々使い倒すまでついぞ気づかなかったのですが、レポートの印刷機能には愕然とする圧倒的な差があります。
- MFクラウドはこの記事掲載時点(2020年6月2日)現在、レポート(キャッシュフローレポート、収益レポート、費用レポートなど各種帳票)を印刷する機能がありません。
- freeeは、画面上で集計したレポートは基本的に全て「PDF」「CSV」などのデータでエクスポート出来るようになっています。このため、レポートは全て実質的に印刷(PDFなどにしたうえで印刷)が出来ます。
この点は、圧倒的にfreeeに軍配が上がっていますね。