メールソフト「Thunderbird(サンダーバード)」で受信したメールに、PDFファイルが添付されていた場合、通常の動作だと「Thunderbird」のタブ内でプレビュー画面が開かれます。この動作をやめて、添付PDFファイルをAcrobatReaderで開きたい、という場合の設定方法。(AcrobatReaderでなくても、自分の好みのアプリを指定して開きたい、という場合でもこの方法で対処できます)。
この解説記事はWindows10にインストールされたThunderbirdのバージョン「91.6.1(64ビット版)」での動作を元に解説しています。
Thunderbirdのメニューバーを表示する
すでにThunderbirdのメニューバーが表示できている場合はこの手順は飛ばして構いません。Thunderbirdの画面上部に「ファイル」「編集」などのメニューが表示されていない場合は、図のように画面上部のなにもないところで右クリックして「メニューバー」を選択してください。
ツール→設定
一般→ファイルと添付
図のように、設定画面を下の方にスクロールしていきます。(この時に、左側のメニュー「一般」が選択されているようにしてください。)
スクロールしていくと「ファイルと添付」という項目があります。
この項目の「ファイルの種類」で「PDF」をクリックすると、図のようにPDFファイルをクリックした際の動作を設定できます。
図では、PDFファイルをクリックして開いた際に「PDF-XChangeEditorで開く」を選択する操作を示しています。通常はここが「AdobeAcrobatReaderで開く」になっていると思います。(ここにAdobeAcrobatReaderが表示されない場合は、そのすぐ下にある「他のプログラムを選択」をクリックしてここから選んでください)
選択し終えた後に、特に「保存」などの操作をする必要はありません。これで設定は完了です。
古いバージョンのThunderbirdでは設定できないことがあるようです
なお、この設定、古いバージョンのThunderbirdでは設定できない事があるようです。(筆者はこの記事を書く直前まで、Thunderbirdのバージョンが71.○○でした。このためこの通りの動作にならず、最新のバージョンへ更新して対処しました。
お使いのThunderbirdのバージョンを確認するにはこちらをご参照ください→Thunderbirdのバージョンを確認する
コメントを投稿するにはログインしてください。