ここのところ、メールソフト「Thunderbird(サンダーバード)」を使っている方から「セキュリティ例外の追加」というメッセージが出てきてメールが送受信できなくなったと問合せを何件か受けています。
セキュリティ例外の追加?
- これまで正常に送受信できていたメールアカウントに対して、突然表示されるようになる場合
- 新たにメールアカウントを追加設定した際に表示される場合
の2パターンがあります。
対処方法
セキュリティ例外の追加は、例示した画面に表示されているURL(Thunderbirdのメールの場合はほとんどPOP、IMAP、SMTPのメールサーバーのURLです)が、セキュリティ証明書を取得していないという場合に表示されます。
画面では「このサイトでは不正な証明書が使用されており、サイトの識別情報を確認できません」などのなんだかコワいメッセージが表示されています。
これはセキュリティ証明書を取得していない=もしかしたら不正な第三者がなりすましをしているのかもしれない、という危険性を告知するためのものです。
ただ、一般的なレンタルサーバーなどでメール運用を行っている場合、セキュリティ証明書の取得まではしていないケースも多いため、正しく設定が行われていて、不正がない場合でもこういう表示が出ることがあります。
表示されているURLが、ご自分のお使いのメールサーバーのURLと一致していれば、取り敢えず問題はありません。対処方法としては上記の画面で、
- 「次回以降もこの例外を有効にする」のチェックを入れた上で
- 「セキュリティ例外の承認」をクリック
これで以降、通常のメール送受信ができるようになるはずです。
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