キャッシュレス決済・消費者還元事業~加盟店(商店主)編~

キャッシュレス決済・消費者還元事業についての、事業主(商店主、客から支払いを受ける事業者)側で知っておくべき内容とそのポイントをまとめました。

申込みが必須

この記事執筆の2019年5月20日時点で、キャッシュレス決済をまだ一つも導入していない事業主さんは、当然申し込みが必要です。注意しなければならないのは、「すでに対象となるキャッシュレス決済を導入済みの事業主様も、この消費者還元事業に参加する旨を別途申し込む必要がある」という点です。

予め申し込んで申請が受理されないと、10月以降になってもあなたのお店でキャッシュレス支払いをしたお客様へポイント還元は提供されません。

申込みは6月中に

キャッシュレス決済・消費者還元事業への店舗登録(申込み)には審査が必要で、なおかつその審査にはかなり時間がかかるようです。
現在のところ、どのキャッシュレス決済サービス会社も「審査に1ヶ月~1ヶ月半程度」と案内していますが、今後申込みが集中し始めれば、もっと時間がかかるようになるのは目に見えています。

筆者の経験上、キャッシュレス決済の申込みの際2週間と謳っていたサービスが申し込み集中して結果2ヶ月待ちになったことがありました。

今回その経験を踏まえて、確実に10月スタートに間に合わせるには3ヶ月位の余裕を見ておくべきだと考えています。つまり、7月に入ってから申し込んだのでは間に合わない可能性があります

キャッシュレス決済ならナンでもイイのか?

ナンでもイイわけではありません。以下のリンクの資料(国の発行する公式資料)に掲載されている、予め申請して通ったキャッシュレス決済サービス提供会社だけが対象となります。

加盟店(事業主)向け決済サービスのリスト

この資料を見ると、有名所の「Airペイ」「RPay(楽天)」「PayPay」「LinePay」などは一通りリストに載っています。ただ、万が一ここに載っていない決済サービスを採用されている場合は、対象外となってしまいますのでよくご注意ください。

取り急ぎ、情報提供まで

各社の対応状況

Airペイ

消費者還元事業の申し込みを既に受付スタートしています。

Square

消費者還元事業の申し込みを既に受付スタートしています。

Coiney

新規申込み者の受付はスタートしています。既存のユーザーには、順番にメールで案内が送られて来るそうです。

関連ページ:キャッシュレス決済消費者還元事業~お客様編~