小規模事業者の業務・事業のためのおすすめ画像編集。
デジタル化に必須の画像編集
デジタル化・IT活用・Web活用などに取り組もうとすると、たいてい必要になるのが「画像をデータ化する・編集する」という作業です。画像をデータ化する・編集する作業はどんなときに必要になってくるかというと・・・
- ホームページを自主運営していて、ページの編集や追加などの作業
- ネットショップを運営していて、掲載する商品の写真を加工する作業
- パソコンでチラシやPOPを作って印刷するのに、写真やロゴを編集する作業
この他にも、実際にIT活用をしていると様々なシーンで「写真データをちょっと加工したい」「画像やイラストを作成したい」というシーンに出くわすと思います。
少しITに詳しい・経験豊富な方であればフォトショップ、イラストレーターやCorelDrawなどのアプリを思い浮かべることでしょう。(大変申し訳ありませんが、そういったアプリをお持ちだったり使った経験のある方は、ぜひそういった本格派のソフトを引き続き使ってください)
けれども、「画像編集ソフト?難しそうだし、高そう」という方にはフォトショップとかイラレとか、敷居が高いですよね。そこで、以下では、ちょっとした画像編集に使えるアプリやソフトの紹介をさせていただきます。
筆まめ
最初のおすすめは年賀状ソフト「筆まめ」です。筆まめでは、住所録の登録・印刷以外に、年賀状デザイン機能を利用した様々なPOP作成やデザイン作成機能があります。出来上がったデザインを画像データとして保存することも出来ます。
簡易的な画像データの編集ツールとしてはかなり便利に使えます。
PhotoScape
無料でダウンロードでき、機能も豊富なので、ご利用されている方も多いようです。操作感が普通のWindowsソフトと少し感じが違うため賛否が分かれるようですが、ちょっとした画層編集などには重宝します。筆者(岸本)も数年前まで結構多用していました。
Microsoft Powerpoint
マイクロソフトOfficeでPowerpointをお持ちの方は、Powerpointで作成したスライドを画像として出力することが出来ます。
→この機能、会社やお店のチラシ作成に活用している方は結構多いようですね。
MicrosoftWord・Excel & PDF XChangerEditor
MicrosoftOfficeのワード、エクセルにはパワーポイントと違って「作成したデータを画像として出力する」機能はありません。けれども、PDFとして出力する事ができます。
一方、PDF XChange Editorは、無料版でもPDFファイルを画像として保存し直す事ができます。これらの機能の組み合わせで、WordやExcelで作成した文書を画像化出来ます。(PDF XChangeEditorについてはこちら→PDF XChange Editor)
ペイント
Windows10には、標準で「ペイント」という簡易画像編集アプリが備わっています。上記の筆まめやWordなどで作ったデータを画像化したあと、ちょっと切り抜きとか、サイズ変更をしたい場合には、この「ペイント」を利用するのも便利です。
Photoshopやイラストレーターは?
画像の編集やデザインというと、AdobeのフォトショップやIllustratorが有名、というか定番ですね。アプリを持っていて、使いこなせるようであればもちろん、それらのアプリを使うのがより良いと思います。
ただ、ここまで本格的なソフトウェアをどうしても使わなければならない、という理由はありません。専門的な画像デザイを依頼したり、あるいは印刷会社へデータを入稿するのにイラレやフォトショップでのデータ形式を指定されることがありますが、正直言って、たったそれだけのために高額なソフトウェアを買う必要はないと筆者は考えています。ソフトウェア所有のために払うお金で、依頼先のデザイン会社や印刷会社へデザインを依頼するだけの費用が賄えるだろうと思いますし、また、そもそも(デザインの素人が)どんなに頑張っても、結局は頑張って作成したデザインデータを何らかの形で修正・加工されることになります。それなら、むしろ簡易的なソフトで作成した元データを渡してそれを編集してもらったほうがよほど賢明だろうと思います。・・・まあ、このあたりはその人それぞれの考え方だろうと思いますが。
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