どうして小さな会社・お店に特化しているの?
「小さな会社・小さなお店」に特化しているのはなぜ?と思ったらぜひ読んで下さい。
岸本ビジネスサポートは、小さな会社・小さなお店の支援・アドバイス・助言に特化しています。(もちろん、大きな会社でもご相談いただいたら全力で支援しますが)
どうして小さな会社・小さなお店にこだわるの?・・・書き始めると長いんですが(^^;)、短く想いだけまとめてお伝えしておこうと思います。
小さな会社やお店の経営と大きな会社との違い
小さな会社やお店は、従業員数も顧客数も大手に比べて規模が小さいです。また、必ずしもそうだとは限りませんけれど多くの場合、取り扱う商品やサービスも大手に比べて少ないですし、商圏や市場シェア率も高くありません。
だから大企業に比べると、経営は安定しないし、会社の収益規模も大きくありません。色々な意味で、小さな会社・小さなお店というのは「外見的には(あるいは外形的には)」大手企業よりも条件の悪い環境の中で経営をしていると言って良いでしょう。実際問題、私の過去10年以上の経験の中でも、中小・小規模企業の経営者さんから「ウチは儲かっちゃって儲かっちゃって、笑いが止まらないんだよね」というような話を聞いたことは一度もありませんし、そんな状況に恵まれている会社に出会ったことがありません。
経営=人生そのもの
決してラクではない環境の中事業経営をして会社やお店を維持している経営者さんにとっては、「仕事は仕事、自分の人生はまた別物」と割りきって切り替えられる人はまずいらっしゃいません。24時間、365日必死になって考え続け、必死になって働き続けるわけですから、会社やお店の運営が自分の人生そのもの、という方がほとんどです。そして私は、そういう風に「人生を駆けて」会社経営に、商店経営に取り組んでいるという方でなければ、小さな会社・小さなお店の経営者としてやっていくことは出来ないと考えています。
だからこそ、小さな会社・お店に魅力がある!
毎日必死になって経営のことを考え、実践している経営者さんだからこそ、本当に良い商品・良いサービスとは何か?ということを徹底的に考えています。
大きな会社・大規模な事業に取り組んでいる会社が良くないと言うわけではありませんが、大きな会社・組織・事業は得てして「本当にお客様が望んでいる商品やサービス」よりも、「たくさん売れてたくさん儲かる」方を優先することが多いです。
「たくさん売れて儲かる」商売を否定するつもりは全くありませんが、私は「小さな会社・小さなお店こそが、良い商品とは何か?品質が高いとはどういうことか?お客様にとって望ましいサービスとは何か?を逃げずに、ごまかさずに考えて実現している企業だ」と信じています。
だからこそ、大きな会社や大きな事業を動かす「大規模なマーケティングや企業戦略」の理屈ではなく、「小さな会社・小さなお店が成長するための、本当に地に足の着いた実践」を提供したいと考えています。
大会社は会社が潤っても社員が苦しいままだったりします。逆に会社が傾くと社員は苦しいとか共倒れとか言わずに別の会社へ移ります。
小さな会社・小さなお店は、商売繁盛は自分の暮らし・社員の暮らしに直結します。その代わり傾けば自分の人生そのものが傾きます。
その「人生を賭けた経営」そのもののお手伝い・ナビゲーションをすることに、私としてはとても大きなやり甲斐と、また他の多くの優秀なコンサルタントの方々が決して手がけようとしない社会的な使命のようなものを感じています。
・・・と、何だか決意表明のような解説になってしまいましたが、悲壮感いっぱいでやってるワケじゃあありません(笑)。経営はラクじゃあありませんが、苦しい局面を乗り切った時の達成感や、日々一生懸命仕事に励む「楽しさ」をもっともっと実感しながら経営していくべきだ、と思います^^!