Excelで数字を入力していて「4980」という数字を「4,980」のように、1000の位の桁にカンマ(,)を入れたい、という場合の方法。(ちなみにこういう風に千の位にコンマをいれて数字を見やすくするのを「桁区切り」(ケタ区切り)と言います)
単に4,980と入力するだけなら・・・
Excelのシートに直接「4,980」と入力すれば、そのまま「4,980」になります。
なので、セルに直接入力をするだけならコレですんなり終わるのですが、問題は「計算式の結果」の数字を桁区切りをしたい場合。
計算結果の数値は・・・?
例えば、「Excelで計算式の作り方」の解説ページで紹介しているシートでは、図のように計算結果にケタ区切りがされません。
計算式の結果にも桁区切りをしたい場合
つまり図のような感じにしたい、という場合は、どうすればよいか?という話です。
数値の「桁区切りスタイル」を指定する
図のように、桁区切りをしたいセルを選択して、Excelの上部のリボンメニューから「,」のマーク(桁区切りスタイル、のアイコンです)をクリックするだけ。
桁区切りをしたいセルは、一度に1つのセルでなくても、マウスでドラッグして複数のセル範囲を指定して「この範囲の数字全部桁区切りにする」ということもできます。
詳しくやるには「セルの書式設定」
なんだ、コレだけ?と肩透かしを食らった感じの方へ、ちょっとだけ詳しい解説を・・・
実は、この「桁区切りスタイル」のアイコンをクリックすると、「ただの数値」が「桁区切り」にはなりますが、なったものをもう一度「桁区切り」じゃなくするには、桁区切りアイコンをもう一度クリックしても直りません。(スタイルを「標準」に戻せばなおりますが・・・^^;)
このリボンメニューは、本来少々面倒なクリックや操作を一発で出来るようにした「便利メニュー」です。Excelについて少し踏み込んだスキルを獲得したい、という場合は「セルの書式設定」を覚えておくと今後何かと便利です。
桁区切りしたいセルを右クリックし、出てきたメニューから「セルの書式設定」をクリックすると、図のようなセルの書式設定画面が現れます。
表示形式タブのところで「数値」を選ぶと、ここに「桁区切り」があります・・・そう、実はここの「桁区切り(,)を使用する」という設定項目が、先程の「桁区切りスタイル」のことなんですね。
こんな風に、「数値の値としては同じ4980なんだけど、見やすいように4,980と桁区切りしたい」という、言ってみれば「見た目だけを整える」設定は、ほとんどすべてこの「セルの書式設定」に集約されています。
たかが桁区切りですが、こうやって「書式設定からしていしていくんだ」とおぼえておくと、桁区切り以外の「見た目を整える」には?・・・というときに大きなヒントになると思います。
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