GoogleHomeをBluetoothスピーカーにする

AIスピーカーのGoogleHome、ファームウェアのアップデートでBluetoothスピーカーとして接続して利用できるようになりました。その手順をご紹介。

GoogleHome

GoogleHomeの写真

コレのことです。Googleが発売しているAIスピーカーで、「OKグーグル」と話しかけるといろんなことをしてくれる、というもの。例えば「OKグーグル、明日の天気は?」と話すと、その場所(弊社の場合は静岡県沼津市)の天気を教えてくれる、というスグレモノです。

Bluetoothスピーカー?

Googleホームは、単体ではGooglePlayMusicの音楽を再生したり、音声検索を声で返してくれたりする機械ですが、Bluetoothというワイヤレス接続の機能を利用して、外部機器の音を再生してくれるワイヤレススピーカーとしても利用することが出来ます。

多くの他の解説サイトだと「Androidスマートフォン」や「iPhone」の外部スピーカーとして使う、という使用例を紹介していますが、それ以外にも「Bluetooth送信機」を利用して様々な機器・・・例えばテレビとか、ステレオの音声をこのGoogleHomeで鳴らすことも出来ます。

Bluetooth接続の手順

Bluetoothを利用して外部機器と接続する場合の手順です。以下の例では「Androidスマートフォン」で設定する例を説明しています。

Googleホームを起動

Googleホームアプリを立ち上げます。図のように右上の「デバイス」のマークをタップします。

GoogleHome目的のデバイスをタップ

接続されているデバイスが表示されますので、目的のGoogleホームの右上のマークをタップします。

Googleホームの「設定」をタップ

「設定」をタップします。

GoogleHomeの「ペア設定されたBluetoothデバイス」をタップ

「デバイス設定」という画面に移りますので、下の方までスクロールして「ペア設定されたBluetoothデバイス」という項目をタップします。

図のような画面になりますので、「ペア設定モードを有効にする」をタップします。

ちなみにこの図では既に「TSdrena」というデバイスが接続設定されています。通常は何も表示されないと思います。

ここまで来たら、GoogleHome側での設定作業は一旦終了。

接続する機器の設定を行います。

次に、GoogleHomeへ接続する機器の設定を行います。(場合によってはタイミング的に、接続する方の機器の設定を先にやっておいたほうが良い場合もあるので、そこんとこは臨機応変に)

AndroidスマートフォンやiPhoneの外部スピーカーとしてGoogleHomeを使う場合には、スマートフォンやiPhoneのBluetooth接続画面でペアリングモードにします。(このあたりの詳しい説明は、「Android Bluetooth接続」とか「iPhone Bluetooth接続」などで検索すると親切丁寧な解説サイトがたくさん出てきます^^)

テレビやステレオなどから音声をBluetooth送信してGoogleホームで鳴らしたいという場合は、Bluetooth送信機を接続設定モードにします。Bluetooth送信機の場合、大抵は「接続設定モードにしたら、デバイス(この場合はGoogleHome)を一旦1メートル以内に近づけるとペアリング設定が自動で行われる」という場合が多いので、そのとおりにやっていただければOKです。

接続設定が完了すると、上記説明手順の最後の画像のように、接続設定された機器が表示されます。

あとは、元のテレビとかステレオとかで音を出せば、Googleホームでも音が鳴るようになります。

利点と注意点

Googleホームを外部スピーカーとして利用すると、例えば「テレビの音を大きく出したくないが手元でちゃんと聞こえるようにしたい」というようなワイヤレススピーカーとしての活用ができるようになったりします。

ちなみに・・・個人的に私(岸本)の自宅では、リビングダイニングの端に置いてあるテレビの音を、ダイニングキッチンの台所作業しながら快適に聞けるようにこの方法を使っています。

ただし、注意点がひとつ。

Bluetooth接続のスピーカーでは、元の機器のスピーカー音声よりほんの少しだけ音が遅れて出てきます。なので、元のテレビやステレオのスピーカーと一緒に鳴らす時にはなんか「ディレイ」とか「エコー」がかかったような感じになっちゃいますので注意しましょう。

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