Airレジ導入検討時の注意点

無料で使えるクラウドレジ「Airレジ」。弊社でも支援先のお客様に多数導入のお手伝いをさせていただいています。

無料で使える上に、キャッシュレス決済サービスの「Airペイ」とも完全連動するため非常に使い勝手が良いのですが、なんでもかんでも万能というわけではありません。今回は「消費税の課税」についての注意喚起。

非課税の商品登録が出来ない

Airレジの商品登録は、結構きめ細かな登録ができるようになっていて、「商品名」「レシート上の表記名」「原価」「売価」などや「商品ごとの消費税率」「内税・外税の区別」など個別に設定できます。

ただ、残念ながらこの記事掲載時点(2019年7月31日)では「非課税」の商品が登録できません。

商品登録時には、必ず消費税率を8%あるいは10%のどちらかで登録しなければならず、例えば「処方箋の医薬品」とか「商品の送料」などお客様から消費税をいただかないで本体価格のみと言う場合に、「課税なし」という選択肢がありません。

多くの場合「内税」として対応していますが、これだと厳密には本体価格の中に消費税が含まれているということになりますので、後々の会計処理で一工夫する必要があります。

非課税の商品を取り扱っているお店での導入時にはご注意ください。

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