小さな会社、小さなお店だからこそ、経営するのにあたって目標とゴールは明確にしましょう

何ごともハッキリ決める

小さな会社・小さなお店だからこそ、お客様を絞り込み強みとなる商品やサービスに集中しましょうというお話はこちらの記事で解説させていただきました→「小さな会社は一点集中」

そのためには、小さな会社だからこそ、どんな事でも「ハッキリ」決めるということが大切になります。
ハッキリ決めるとは、具体的にどうするの?というと・・・

目標・ゴールを明確に設定する

簡単に言うと「会社で何かに取り組む、なにか新しいことを始める」という場合に、明確な目標・ゴールを決めておくことです。ここでは「明確な」というところがポイント。

小さな会社やお店の場合、何かと曖昧な目標やゴール設定をしてしまいがちな傾向にあります。目標やゴールが曖昧だと、達成できたのかどうか?も曖昧になってしまいます。すると、達成できた理由も達成できなかった理由も何となく分かったような分からないようなというものになってしまい、結果的に全てが曖昧なまま、何となく立てた目標に向かって何となく頑張って何となく出来たような気になってしまいます。

潤沢に人材や時間や資金があるわけではないのですから、曖昧なままで何となく頑張ってる状態なんていうのは経営にとって良いはずがありません。

まずは目標・ゴールを明確に設定しましょう。どんな目標、どんなゴールを描くのか?はそれぞれの会社で様々です。経営上の課題や問題によって異なりますので一概には言えませんが、出来る限り経営上、重要な課題についての目標を定めるようにしましょう。

具体的に、数値で、期限を切って

目標・ゴールを定める時にはいくつか押さえておきたいポイントがあります。それが

  • 具体的な表現をすること
  • 達成できたか出来ないか、明確に判断できるよう数値で表すこと
  • いつまでに?という期限を必ず区切ること

こうすることによって取り組む課題やテーマをクリア出来たのか出来なかったのか、後からきちんと検証することが出来ます。

実現出来そうな目標・ゴールにすること

また、もう一つ大切なことです。「売上を2年で10倍にする」とか「顧客数を今年中に倍にする」とか・・・そりゃまあ、勝算があって言うのなら結構ですが、根拠も見通しもないのにやたら大きな数値目標を掲げて単なる「掛け声」にしかならないようなムチャクチャな事をしないように注意しましょう。

また、だからといって「黙っててもクリアできそうな簡単な目標」にしてしまっては「努力して課題をクリアする」意味がありません。

会社にとって、お店にとって、「かなり努力しないとクリアできないけれど、これをクリアしたら相当ステップアップ出来る!」というバランスの取れたちょうど良いところへ目標設定できたら理想的です。

必ず検証すること・継続すること

そして何より重要なのが「検証すること」です。明確な目標を立てても、それに向かって会社の状態が良くなって行っているのか、そうでないのか、確かめもせずに漫然と日々仕事をしているだけではナンのための目標なのか分かりませんね。

最初に設定した期限になったら、必ず目標をクリア出来ているのかそうでないのか、必ず検証しましょう。(そもそも「数値」で設定しているはずなのだから、クリア出来ているのか出来ていないのか?は一目瞭然ですよね?)

そして、検証したら更に継続的に取り組むこと。その目標達成で得られたことはナンなのか、更に高いレベルに進むにはどうすればよいのか?あるいは達成できていないのならどこに原因があるのか・今後どうすれば良いのか?

こういった「目標設定→実現に向けて努力→達成できたかどうか検証→継続的に改善」という一連の流れを「PDCAサイクル」と言います(Plan・Do・Check・Actionの略)。

会社を経営していればこういう言葉に出会ったことがある方は多いだろうと思います。このPDCAサイクルでの目標設定・クリアは、実は小さな会社にこそ必要な、とても重要な経営ノウハウです。ぜひ本気で取り組んでみてください。