IT経営~「ITを使える」と「導入している」と「活用できている」の違いを明確に意識しておくと、経営へのITの貢献度が俄然変わってきます。

「ITを使える」経営者って・・・

GD146 LFacebookですごくたくさん友達がいる社長、スマホやパソコンを流暢に使ってブログとかSNSにガンガン情報を出している経営者さん、Excelデータを作ったりホームページを自分で作っちゃったりと、なんでも自分で出来てしまう・・・そういう方を見ると、「すごいなあ、ああいう風にITのことに精通出来るように私も頑張らなきゃ」と、そう思う方は少なからずいらっしゃると思います。

けどね、ちょっと待って下さい。

あなたの会社、あなたのご商売がIT業界を対象にしたビジネスだというのならそれも良いかもしれませんが、多くの場合そうではありませんね。小売業だったり、サービス業だったり、あるいは製造業、飲食業・・・パソコンやITの専門家である必要は必ずしもないお仕事の方が圧倒的に多いと思います。

経営者がITに詳しい、SNSやWebサービスを一生懸命使っていることが重要なのではなく「会社として」「お店として」「事業全体として」ITを上手に活用できていて、それがビジネスの成果にきちんとつながっている、そういうことが重要なのだと私どもは考えています。

「ITの専門家になるわけじゃない」経営者さん、社長さんにとって、必要なのは「ものすごくITに詳しい」とか「最先端のIT機器やサービスをスラスラと使える」ということではないんじゃないでしょうか?
それがこのページでお伝えしたいことです。

FE113 L「IT化できている」会社でイイのか?

スタッフ一人にパソコン1台、営業マンひとりずつにスマホを持たせて・・・とか、社内の業務を全部パソコンで行えるように大規模なITシステムを入れましたとか、社内のコミュニケーション・連絡を全部メールにしましたなど、いわゆる「IT化が高度に進んでる会社」というのも最近では多々見かけられます。

もちろんITを駆使して業務の効率化を図るというのは、会社の経営やビジネスにとって大切なテーマのひとつではあります。けれども、単に「IT機器やシステムを導入して使っている」というだけで良いものでしょうか?

以前(いや実は今でも)笑い話のような皮肉な話で、「隣り座っている同僚と業務連絡をするのに、わざわざメールでやりとりする会社」なんていう話にも表れているように、「なんでもかんでもITや最新サービスを導入すればイイ」というものでもありません。

ITに費用をかけて、パソコンやモバイル端末や、ITシステムを導入できているということが大事なのでは無いと思います。ここでも繰り返しになってしまいますが、それが「ビジネスの成果にきちんとつながっている」ことが重要。

ポイントは「活用」

DL200 LITを会社やお店のご商売に活かすには、文字通り「活用出来るか?」がとても大切です。

ひと言でそういう風に表現するとなんとなく「ナンだそれだけ?」と物足りなく思われる方も多いかと思います。では、こう表現してみたら「活用できているか?」という事が如何に重要か、少し視点が変わるのではないでしょうか?「目的と手段とを明確にして、具体的な成果を上げたうえで、継続的に検証してますか?」

  • その使い方をしていて
  • 会社の業績のどの部分に
  • どのように貢献しているか(成果を上げているか)
  • 具体的な目に見えるカタチで確認できますか?
  • そしてその使い方は、目論見や成果に見合った費用や労力内で収まっていますか?

Facebookでたくさん友達を作り毎日のように情報を発信し、そのFBつながりを元に人脈を広げて仕事を獲得する・・・そういう仕事への活用術も大いにアリだと思います。けれど、それが「具体的にどのくらい売上を伸ばしているのか(あるいは収益に貢献しているのか)」「労力の割に効果が薄いとか、実はFacebookでつながっているためにとてつもない努力や労力が必要で大変なことになっていないか」とか、ちゃんと検証できていますか?

ご商売や会社経営の責任者として、あなたが使うITやITサービスは、限られた時間とお金と労力の中で成果を上げるものでなければなりません。

流行りだから、セミナーで薦められたから、と安易な発想で取り組むのではなく、経営者としての経営判断を元にきちんと活用して成果を上げるための「IT活用」を、ぜひ目指して頂ければと思い、この解説ページを書きました。

具体的な方法や考え方、取り組み方については、私どもで継続的に開催している「ちいさな会社・小さなお店の社長に必要なITスキルとノウハウ講座」で解説しています(毎回異なるテーマで具体的なスキルやノウハウについて解説しています)。
開催概要やスケジュール、参加のお申込などについては当サイトの「セミナー案内」コーナーでご案内しております。